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IPTPCは、2003年よりVoIP認定技術者資格制度の運営を行っており、累計資格者数は2011年7月の時点で18,000名を超えています。
これまで統一的な水準の技術者を養成するための研修や資格制度、また、ビジネスコミュニケーション東京等の展示会やIPTPC主催のIPTPCセミナ等を通じて、IP電話普及推進のための活動を行ってまいりました。今後は、IPTPCのホームページより、ホワイトペーパーやWebコラムなどを定期的に掲載することにより、今まで以上に情報発信を行ってまいります。
タイトル: IPTPC連載コラム 「IP電話サービスの課題と将来展望」 第3回 IP電話の相互接続性向上に向けての取り組み
2010年8月18日 IP電話普及推進センタ(IPTPC) OKI代表 千村 保文
前回は、IP電話の課題解決に向けた政府の取り組みをご紹介した。今回は、IP電話の製品の相互接続性の向上に向けての国内外の取り組みについて解説する。 1.IP電話の接続性の現状 IP電話は、現在も多くの技術仕様の検討が進められながら、製品化されている新しい技術である。そこで、製品同士を接続する場合に簡単に「つながらない場合」がある。しかしながら、製品間でつながらないと言った場合、必ずしも製品の実装が間違えているとは限らない。IP電話の製品は、一言で説明できない程、多くの技術仕様をベースとした製品が存在する。IP電話の技術仕様化は製品への実装をベースとして進められているため、仕様の曖昧さや実装の間違いはここ数年で大分改善されている。しかし、技術仕様の種類もSIPやH.323、またSIPもRFCの種類によってIP−PBX向け、NGN向けなど多くの種類がある。また、製品の形態も、有線/無線、ソフトフォン、サーバと端末の一体型など、毎年新しい種類のものが登場しているため、どの技術のどの製品間が確実に接続できるのかと言った情報はベンダや事業者の努力に依存している。 2.相互接続性向上への取り組み 相互接続性を向上させるためにベンダや事業者による取り組みの概要を紹介する。
(1)相互接続試験の種類
![]() 図1 相互接続試験の種類
(2)相互接続試験の実施機関
![]() 図2 相互接続試験の実施機関例 3.今後の展望
SIPitやHATSの努力により、IP電話製品の相互接続性は大分向上してきている。しかしながら、残課題がない訳ではない。1.の項で説明したように、技術の種類やその実装の形態(プロファイルと呼ぶ)が多くあるために、わかりにくいと言う課題がある。そこで、HATSでは相互接続試験を行うだけでなく、試験の実施要項を定めて、これを公開している。 様々な課題を克服しつつ、次世代のコミュニケーション・システムとして浸透しつつあるIP電話であるが、次回はいよいよIP電話に適したライフスタイルについて考察する。 (著者の相互接続に関する肩書き)
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